
業界研究って必要ですか?
具体的にどうやってやればいいですか?

業界研究は、世の中にある業界(仕事)を把握するためにとても重要です!
この記事では業界研究のやり方を紹介するよ!
業界研究はなぜ必要?

業界研究は、世の中にある業界について調べ、業界の種類や特徴を知り、自分が就職したい業界をみつけるために行います。
世の中にどのような業界があるのか知らないのに「なんとなく聞いたことある」「良さそうなイメージ」といった曖昧な考えで、将来の就職先を決めるのはもったいないですよね。
そんな人いないでしょ・・と思った方も多いと思いますが、就活生のほとんどの方が「なんとなく」といった理由で就職先を決めてしまっています。
私はこれまで多くの学生から就職相談を受けましたが、「どうしてこの業界で働こうと思ったのですか?」とお聞きすると、「なんとなく良さそう」「聞いたことあるから」といった回答が多かったです。
業界研究がしっかりとできていないと、
といったリスクがあります。
世の中には、自分が思っている以上に様々な仕事が存在します。
自分が把握している(あるいはイメージできる)仕事の中で就職先を選択するのはもったいないですよね。
業界研究を通して、世の中にはどのような業界があるのかを見ていきましょう!
業界研究の進め方 3STEP!
いきなり業界を詳しく調べていくと途中で挫折してしまうので、まずは「世の中にある業界をざっくりと知る」ことから始めましょう!
なんとなく業界全体を理解したうえで、自分が就職したい業界を見つけていくイメージです。
そのためには以下の3ステップで進めていくことをおすすめします!
それでは、業界研究をステップ1から進めていきましょう!
【STEP1】 まずは大きな8グループを知ろう!
世の中にはたくさんの企業が存在するので、業界も多く分類されています。
業界は、企業がどのような活動を行っているかによってグループ分けしたものです。
世の中にある業界は、こんな感じ!

すごい数ですよね、、
大きく分けると8グループ(大分類)、さらに細かく分けると70近くにもなります。
まずは世の中にある業界をざっくりと知るために、大分類の8グループを見ていきましょう!

① メーカー
メーカー業界は、製品(モノ)をつくる仕事を行う企業全体のことを指します。
具体的には「自動車」「電気機器」「食品」「飲料」「アパレル」などがあり、扱う製品ごとに幅広い業種の企業が存在します。
メーカー業界をさらに細かく見ると、以下のような業界に分類することができます。
メーカー業界について、さらに詳しく知りたい方は、関連記事を載せておくので確認してみてください!
② 商社
商社業界は、生産物や商品を販売、流通を行う業界です。
具体的には、メーカー企業などから仕入れた商品を小売店などに販売し、その仲介料で収益を上げている企業を指します。
あらゆる分野の商品を取り扱う「総合商社」と特定の分野の商品を取り扱う「専門商社」があります。
③ 流通・小売
流通・小売業界は、メーカー企業などから仕入れた商品を、消費者に販売する企業全体を指します。
具体的には「百貨店」「スーパー」「コンビニ」「専門店」などがあります。
④ 金融
金融は、銀行、証券、保険などの経済を支える仕事を行う業界です。
個人、企業とお金や債券のやり取りを行う銀行や債券が代表的な業界です。
⑤ サービス・インフラ
サービスは個人や企業にサービスを提供する仕事を行う業界です。
日常生活に馴染み深い分野(旅行やフードなど)、医療・福祉・教育、インフラ(鉄道・電力・ガスなど)までさまざまなサービスが存在します。
サービス・インフラ業界をさらに細かく見てみると以下のような業界に分かれます。
⑥ IT・通信
IT・通信業界は、情報の伝達や処理・加工に関わるサービスを提供する業界です。
専門知識が問われる業界で、ソフトウエアやインターネット、通信などがあります。
⑦ 広告・出版・マスコミ
広告・出版・マスコミ業界は、世の中にあるあらゆる情報を伝える仕事です。
具体的には「新聞」「放送」「出版」「広告」などに分類することができます。
⑧ 官公庁・団体
官公庁・団体は地方公共団体や学校などの公的な事業を行う団体の業界です。
主に国や地方の公務員などがあります。

世の中にある企業はこれらの8グループのどこかしらに分類されているんだね!
【STEP2】気になったグループを詳しく調べる
STEP1で業界を大きく分けた8グループを確認しました。
その中で、気になったグループはありましたか?
ここでは、気になった理由は明確でなくてもOKです。「なんか良さそう」「楽しそう」といった曖昧な感じでOKです!
大分類の8グループだとざっくりしすぎているので、
このSTEPでは、気になったグループをさらに細かく(中分類)調べてみましょう。

緑枠でかこった部分を確認してみましょう!
中分類を見ていくと、なんとなくイメージできる業界もありますよね。
イメージでもよいので、中分類の中から、気になった業界を5~10程ピックアップしてみましょう!
ここでピックアップした5~10の業界を詳しく調べていきましょう。
具体的に何を調べればいいの?
実際に詳しく調べていくといっても、何を調べればいいのかわからないですよね。
具体的には、ピックアップした業界の
を調べてみましょう!
市場規模と業界動向を把握することで、その業界の現状(安定している業界か)や将来性(これから成長していく業界か)を知ることができます。
市場規模を調べてみよう!
市場規模とは、ある業界や業種の市場における、年間の商取引の総額(売上)の大きさを表す指標です。
一般的には、業界全体の年間売上高がその業界の市場規模と定義されています。
市場規模を調べる方法は、たくさんあるのですが、より信用できる資料としては、
の3つがあります。
① 官公庁が発行する資料
官公庁が発行する資料は信頼性が高く、市場規模を調べるのに正確なデータを収集できます。
財務省の「法人企業統計調査(営利法人等の企業活動の実態を把握するために財務省が行っている調査)」や経済産業省「工場統計調査(経済構造統計を作成することを目的に経済産業省が実施している調査)」などがあります。
② 業界団体が発行する資料
業界団体が市場規模レポートを公表していることがあります。
自分の希望する業界団体のホームページなどでデータを収集して市場規模を確認しましょう。
③ 民間企業が発行する資料
民間企業が統計レポートを公表していたり、調査会社が無料で市場レポートを公表していることがあるので確認してみましょう。
業界の動向を調べてみよう!
業界の市場規模を調べることができたら、その業界の動向を調べてみましょう!
業界動向を調べることで、その業界の現状(安定している業界か)や将来性(これから成長していく業界か)を知ることができます。
業界動向を調べる方法も色々とありますが、信頼できるデータとして、
の3つがあります。
① 業界団体関連のWebサイトを活用する
業界団体のホームページでは、その業界についての情報を得るとともにその業界の動きや成長性なども知ることができます。
また、最新の情報を知ることができるので、タイムリーな情報を得ることができます。
② 経済産業省が公開する白書
経済産業省や総務省が公開する業界・産業別の白書で業界動向を確認することもできます。
業界・産業別の白書では、業界の現状や課題、今後の成長(市場規模の拡大など)の見通しなどを詳しく確認することができます。
中でも、『中小企業白書(経済産業省)』は業界の動向が詳しく理解することができるのでおすすめです。
③ 専門雑誌や専門新聞で情報を集める
業界研究のための本や雑誌は、業界に関する多くの情報をまとまって得ることができます。
業界の一覧から各業界の詳しい情報が図解でわかりやすくまとまっているので、業界全体を理解しやすいです。
中でも、『業種別審査事典』や『TDB report(帝国データバンク)』などがおすすめです。
業界動向(業界全体の動向と今後の見通し)、市場規模、需給状況、主要企業の動向などが記載されています。

業界の「市場規模」と「業界動向」を調べてみると、自分が働きたい業界が見えてきますね!
【STEP3】合同就職説明会に参加する
自分の中で業界を絞り込むことができてきたら、その業界に属する会社の情報を集めてみましょう!
会社の情報を集める手段は色々ありますが、
私のおすすめは、大手人材会社が主催する「合同就職説明会」に参加することです!
参加するメリットは、
からです。
STEP1・2である程度、業界を絞り込むことができていれば、その業界に属する会社の説明を聞くことで、働きたい業界が明確になるはずです!
会社の説明を聞く際のポイントは、「その会社のビジネスモデルを理解する」ことです。
ビジネスモデルを理解することで、仕事のイメージができるので自分が働きたい業界かどうかを判断しやすくなります。
ビジネスモデルを理解するためには、
の3つの視点が大切です!
もし、会社の方の説明だけではわからなかった場合には、個別で質問してみても良いと思います。
まとめ
業界研究は、まず世の中にある業界を知ることから始めるのがポイントです!
自分のペースで業界研究を進めていきましょう!
この記事で紹介した3STEPを試してみてください。
業界研究を進める中で
といったことに気が付くと思います。
業界研究を行う目的は、自分の選択肢を広げることだと私は考えています。
冒頭でもお伝えしましたが、就活生のほとんどが世の中にある仕事を知らずに就職先を選択していしまっています。
この記事を読んでいただいた方の、就職先の選択肢が少しでも広がればと思っています!
最後までお読みいただきありがとうございました。



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